令和4年の社会保険労務士試験の合格発表がありました。
私も当時を思い出しながら超高みの見物で5chの救済スレを見てましたが(←性格悪)
結果は平成19年以来15年ぶりの救済なしで
合格率は過去3番目に低い5.3%という驚きの結果でした。
社労士試験の救済の仕組みについては先人たちの努力により
ある程度中身がわかってきたのでまた別のコラムで述べたいと思いますが
今回は「社労士試験ってそんなに難しいの?」についてみてみましょう。
社労士試験の資格学校のうたい文句で良く
「社労士試験勉強を始めて4か月で一発合格!」
とか
「社労士試験の勉強時間400時間で一発合格!」
とか見ます。
もちろん資格学校としては短期合格が最大のアピールポイントだと思いますが
あれは裏を返せば社労士試験は簡単ですよと言ってるようなものだと思うのですよね。
司法試験を1年で合格!というフレーズはあまり見ない気がしますし
いても内容を見てみると一握りの天才か、1日15時間以上勉強できる超人だったりします。
実際問題受かった立場から言わせてもらえば
「社労士試験はそんなに難しくない」
とは思います。
最近では合格率6~8%の試験ですが
ちゃんと勉強すれば資格学校が出してる数字、20~30%ぐらいの合格率の試験です。
裏を返せばちゃんと勉強してても残りの7~8割を運で落とされる試験でもありますが。
資格学校が簡単に取れる!と宣伝してるものだから
勘違いして全然勉強していない勢が合格率を下げてるという気がします。
ただ社労士試験の困ったところは運が絡む試験であるということ。
この運の部分をうまくクリアできる人は半年で合格できるし
できない人は5年、6年かかる。そんな試験です。
それをもって難しいというかどうかは人それぞれだと思いますので
社労士試験はそういう試験なんだというつもりで臨むのが
一番よいスタンスではないかと私は思います。