社会保険労務士試験(以下、社労士試験)は最近では合格率10%を切る試験です。
私が思うに、資格試験は合格率が一桁台になってくると多分に運が絡んできます。
というよりは合格率を低くするために運を絡める問題構成にするといったほうがいいでしょう。
実力があってもこの運の部分に泣かされた受験生の方は多いのではないでしょうか。
資格の大原の社労士講座を担当している金澤講師の言を借りると
「社労士試験は合格ラインに達してから3回に1回順番が回ってくる試験である」
この言葉がまさに社労士試験を表現していると思います。
私の場合は運よく合格ラインに達してから1回目で順番が回ってきました。
社労士試験のコツは何かと尋ねられたなら、私の場合はこう答えます。
「択一式の点数を合格ラインに乗せて、あとは合格するまでその実力を維持すること」
言葉で言ってしまえば簡単ですが、実際にこれをやろうとすると結構大変だと思います。
毎日1時間以上、1年間継続して試験勉強に自分の時間を費やして
その結果、2度・3度と社労士試験の運の部分で弾かれたなら
多くの人は心が折れると思います。
それでもなお、択一式の実力を維持し続ける覚悟のある人。
そんな人に社労士試験の運の女神は微笑んでくれるのだと思います。
選択式は運ですね(笑)